2011年1月アーカイブ
今後、家を新築するに当たって、一番考えるのがエネルギーのことです。
災害に強く、クリーンエネルギーを使った家が理想です。
最近はオール電化の家が多いですが、今年の原発事故による電力制限を考えると、少し不安になります。
でも、災害が起こった時に一番早く復旧するのが電気と言う話です。
しかも、深夜料金を使えばガスを使っているときよりも割安になると言うのです。
それでも、今後の電力事情を考えると、全てを電気に頼るのは不安を感じざるを得ないのです。
これからは、どうやって節電して生活して行くかと言うことが、大きなテーマになるでしょう。
そこで、注目されているのが太陽光発電です。
家の屋根などに太陽光発電パネルを取り付けて発電させて、自宅の電力をまかない、余った電力は電力会社に売ることもできるそうです。
これをどのお宅にも取り付けたら電力不足はなくなるし、太陽と言う自然の力を利用したエネルギーを使うのですから、地球のためにもよいことです。
しかし、これにはかなりの費用がかかり、太陽の出ない日は発電できないと言う悪い点もあります。
特に、雪国のような地域では難しいです。
LED照明などの省エネグッズが沢山開発されている世の中ですが、それだけでなく、いかにクリーンで安全なエネルギーを格安に作り出すことができるのか、注目して見て行きたいと思います。
今年の、東日本大震災による、福島の原子力発電所爆発事故により、
原子力発電や、今自分が使っているエネルギーについて関心を持つ人が増えてきたようです。
私は、以前より、自然環境問題に興味があり、昨年は、
原子力発電所建設運動に反対する住民の生活を追ったドキュメンタリー映画
『みつばちの羽音と地球の回転』の映画会の開催の手伝いをしました。
その時には、今ほどにこの映画に対する関心は高くありませんでした。
再生可能エネルギー、代替エネルギー、省エネ、節電、非電化、エコ。
どれだけの人が、本気でそのことを考えていたでしょうか?
悲しいことに、事故は起きてしまいました。
それによって、今テレビ業界だけでなく多くのマスコミや、会社がエネルギー問題に
対して改めて向きあおうとしています。
テレビを見ていると、いつも議論されているのは、
原子力発電と、自然エネルギーを利用した発電とのコストの比較です。
どちらを進めたほうが、お金がこんなに安いという議論です。
今回、残念ながら、起きてしまった原子力発電所の事故。
はたしてそれは、お金という観点だけで、比べられるようなものなのでしょうか?
原子力発電所、エネルギー問題をテーマにした映画は数多くあります。
そして、今、日本の各地でそのような映画の上映会が行われています。
『みつばちの羽音と地球の回転』
『祝の島』
『100,000年後の安全』
『六ヶ所村ラプソディー』
『東京原発』
など、他にもあるでしょう。
これらの映画を見て思うのは、
お金で決して自然は買えないということです。
『祝の島』の中で、
《私たちは、自分たちのことだけを考えているのではない。子どもや孫のために、
私たちのご先祖様がしてくれたように、豊かな自然、安心して住める場所を残して
やりたい。ただそれだけだ。それを願うのは自然なことではないのだろうか?
私たちは、自然の恵に生かされているのだから。》
ということを言う人がいました。
まさしく、その一言に尽きるなぁと言葉がなくなりました。
原子力発電所から流れ出る高温の冷却水により、海の環境がかわり、
今いる魚はとれなくなるそうです。
便利な生活がしたいから、
人よりいい生活がしたいから、
だからどんな犠牲があってもよいのでしょうか。
ドイツは脱原発宣言をしました。
さらに、大きな政権交代が起きています。
電気を使わないけれど愉しくすごせる非電化生活、
火、電気を使わずに料理する、漬物や和え物、
洋服のリメイク、ゴミの削減、まだまだできることはたくさんありそうです。
今年の夏、東京電力の電力供給の予想を遙かに上回って、
最高電気使用量は、予想量の4分の3以下だったそうです。
企業の努力と個人の努力でここまでの成果が出たというのは
大変素晴らしいことです。
これからも、無駄なエネルギーを減らして、
子どもたちのことを考えた行動を心がけていきたいものですね。
